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Cross Talk みんなのホンネ座談会
ふじでんDAYS Vol.1

技術職として、ときには
悩み、成長していく日々

都留営業所
荒井祥平
あらい・しょうへい
甲府営業所
岩田一樹
いわた・かずき
櫛形営業所
藤原佑斗
ふじわら・ゆうと

QUESTION 01

求められるのは多様な技術

  • ふじでんの仕事はいかがですか?
    司会
  • しょうへい
    きついです(笑)。
  • ゆうと
    間違いないです(笑)。
  • かずき
    肉体的にも精神的にも、いろいろな面できついという感覚ですね。
  • ゆうと
    怖さもあります。
  • しょうへい
    (電気は)目に見えませんから。安全に対するプレッシャーがあります。
  • かずき
    何かトラブルがあれば自分だけの責任では終わらないし、たくさんの人に迷惑をかけてしまうので。
    ある意味では「いい緊張感を持てる」という話かもしれませんけれども。
  • 技術・技能についてはいかがでしょう。どのようなスキルが必要になりますか?
    司会
  • かずき
    ぱっと見ると単純な体力勝負の仕事に見えるかもしれませんが、段取りひとつとっても、とにかく数多くのやり方があります。
  • しょうへい
    常に先を考えて動く必要がありますよね。
  • ゆうと
    施設されている電柱ごとに作業の内容が大きく変わりますから。
  • かずき
    毎日違う現場で違うものを取り扱います。経年劣化でぼろぼろの設備もあったりして、毎日違うことをやっているという感覚ですね。そのぶん幅広いスキルが求められる仕事だと思います。
  • しょうへい
    (山地が多い)都留では電柱の穴も掘ることもありますし。
  • かずき
    都留は田舎だから(笑)。。。電気工事だけじゃなくて土木も兼ねているよね。
    (ふじでん注:岩田君の住まいは都留方面です)
  • しょうへい
    穴も掘るし、埋めるし、人力で小さい柱を建てるようなときもあります。

QUESTION 02

自衛隊も驚いた技術力

  • 配電工事に関わることは、なんでもできるようにならないといけないんですか?
    司会
  • かずき
    この会社ではそうですね。
  • ゆうと
    他県では電線工事をする会社と電柱を建てる会社は別々なようですけれども、ふじでんは自分たちだけですべてできます。
  • そうなると、「自分の担当はこれだから、それはできません」というのは…。
    司会
  • かずき
    通用しないですね。
  • ゆうと
    できないことが1つでもあるとまずいんです。
  • かずき
    できないことがあっても、やらなければいけない状況に置かれるというか。先輩たちも皆、そういうことを経験しています。
  • 千葉へ台風15号の復旧支援で駆けつけたときは、そうした幅広いスキルについて自衛隊の方々も驚かれたと聞いています。「ここまでなんでもできる会社は初めてだ」と。
    司会
  • しょうへい
    電気屋さんがチェーンソーを使いますから(笑)。
  • かずき
    でも、先輩たちからすれば、僕らはまだまだぺーぺーというレベルです。上の人たちが出来過ぎるんですよね。

QUESTION 03

電力安定供給の下支えという大きな責任

  • 現場では先輩方に細かく指導していただけるんですか?
    司会
  • かずき
    教えてもらえますけれども、自分から聞きにいかないといけない。その人次第ですね。きちんと聞けば教えてもらえます。
  • ゆうと
    勝手にやって怒られるより、聞いて怒られたほうがいいです。
  • かずき
    勝手にやるのが危ない。分からないことがあったら、その時点で聞いて正しいやり方を教わらないと。
  • しょうへい
    勝手にやって事故につながったらと思うと、下手に手は出せないです。
  • かずき
    安全が最も重要ですから。聞いたほうが早いし、今後につながります。
  • ゆうと
    電線をつなぐ順番を1つ間違えただけで家電がすべて止まったりする可能性もあります。
  • しょうへい
    最近は家庭でパソコンが当たり前になってきていますから、突然電気が止まってデータが消失するなんていうことになれば、それだけで損害賠償という話にもなりかねないです。
  • 現場では先輩に怒られることも?
    司会
  • ゆうと
    日常茶飯事です(笑)。
  • かずき
    ただ、仕事で怒られることはあっても普段は和気あいあいなんです。スイッチのオンオフがはっきりしているので。
  • しょうへい
    ギャップが激しいですよね(笑)。
  • ゆうと
    「本当に同じ人ですか?」みたいな(笑)。さっきまで怒っていた人が仕事終わりには急に笑顔で喋りかけてきて。こっちは気まずいと思っていたのに。
  • かずき
    その意味では、最初は戸惑うかもしれません。ただ、それも安全のためであって、その人のことを思って言っていることですから。逆に言うと、そういう意図を理解できる必要があるというか。言わなければ危ないときは本当にありますから。
  • しょうへい
    注意されて必要以上に凹んでしまうような人は、少し苦労するかもしれません。

QUESTION 04

くたくたになる毎日を経て、着実に成長

  • 体力的にはいかがですか?
    司会
  • かずき
    少なくとも1年間は本当に毎日くたくたでした。
  • しょうへい
    僕も今3年目でやっと慣れてきたという感覚です。
  • かずき
    慣れればね。石の上にも3年というか。最初はガムシャラにやるしかないんです。だから最初は無駄な動きもあるし、すごく疲れます。
  • ゆうと
    そういえば会社には体型的に緩んだ人がいないですよね。
  • かずき
    この会社にいると皆細マッチョになります(笑)。
  • ゆうと
    力もつきます。皆、スタイルもがっちりしていて。この仕事をしていると、あまり体型のことを気にせずいろいろ食べることもできます。
  • しょうへい
    食べないと大変です。夕食にごはんとうどんのダブル炭水化物なんていうときもあって(笑)。普通はそれで太ったりするはずなのに、この会社ではまったく。。。
  • 慣れてくると力の入れどころが分かってくるようなイメージなんでしょうか。
    司会
  • ゆうと
    あるとき、ふっと気がついて、できるようになる日があります。 メリハリの付けかたが分かってくるというか。
  • かずき
    自分の動作のなかで、「これ、無駄だったかな?」なんて気づくことがあったりして。
  • ゆうと
    僕は4年目の最近、やっとそれに気づきはじめてきたという感じです。それで最近は体力的にも少し余力が出てきたから、学生時代から打ち込んでいた軟式テニスを再開できるようになりました。
  • しょうへい
    僕も平日は仕事終わりに硬式テニスをやっています。(現場の状況にもよりますが)原則として残業があまりないというのはすごくありがたいですよね。
  • かずき
    たしかに。土日もきちんと休めるから、僕は冬になるとほぼ毎週、土日の両方をスノボに使っています。

QUESTION 05

最初は誰でも悩むもの

  • 最初のうちは悩んだりしますか?
    司会
  • かずき
    この会社に入ったら誰でも必ず悩みます。正直、僕も転職を考えたことはありますね。
  • ゆうと
    僕も、ハローワークのサイト、見ました(笑)。
  • しょうへい
    最初は自分の出来なさ具合に自分で打ちのめされるというか。どうしても個人差が出る話だから仕方がないんですけれども、やはり班単位で先輩と動いているので。
  • かずき
    1人が遅くなると班全体の作業が遅れるんですよね。
  • ゆうと
    そのプレッシャーが半端ないんです。注意されて余計に焦ったりして。
  • かずき
    ただ、言われないと早くならないから。
  • しょうへい
    そう。煽られないと(笑)。
  • かずき
    その状態をずっと繰り返していると、そのスピードが普通になっていきます。
  • ある意味究極の効率化・働き方改革という感じですね。
    司会
  • かずき
    (笑)。ただ、そこに気づくのは、それが普通になってから。それまではきついんです。
  • ゆうと
    気がつくまでは何をしていいか分からないから、とにかく走ります。
  • 大変なとき、「いつかラクになるかな」と、考えたりしていましたか?
    司会
  • かずき
    それを考えている暇はなかったですね。大事なのは「今、どうするか」。今なんとかしなければいけない状況を毎日繰り返していくうち、それが経験になるという感覚です。
  • ゆうと
    事前に想像がつくような大変さとは違う異次元の大変さというか。学生時代、ユルユルの生活をしていて、いきなりこんな「戦場」に送り込まれるわけですから(笑)。
  • しょうへい
    最近は人が少なくなっていることも影響していると思います。
  • かずき
    そう。僕が入った6~7年前は1つの班で5人だったんです。そこに新しい人が1人やってきて、そこで教えるという状態でした。でも、今は1つの班が4人。そこに新人が1人入ってくるわけですから、各自がいっぱいいっぱいで。
  • ゆうと
    研修が終わって現場に初めて配属されたとき、正直「うわ、この先、やっていけるかな」なんて思いました(笑)。
  • しょうへい
    研修と現場がまったく違いますよね。

QUESTION 06

負けん気も大事な要素

  • 気持ちの部分で互いにケアをしたりはしますか? 誰かに相談したり。
    司会
  • ゆうと
    「この辛さは言っても分かってもらえないかな」なんて思っていました。
  • かずき
    僕は、怒られたことに対して「なにくそ」というような気持ちでした。
  • ゆうと
    あ、負けん気は大事ですよね。
  • そういう意味でも、スポーツをやっていた人は向いているかもしれないですね。
    司会
  • かずき
    そうですね。部活動と似たようなところがあるかもしれない。
  • ゆうと
    以前の求人には「体育会系の人募集」みたいなことが書いてあった気がします。そうでないと本当に苦しいと思います。
  • 皆さん、部活動でも体力的に厳しいときはあったと思いますが。
    司会
  • 一同
    レベルが違います。
  • ゆうと
    極端な話、テニスができなくても「あ、できないね」で終わりですけれども、仕事ですから「できません」ではダメなんですよね。だからこそ厳しく怒られたりもするわけで。。
  • 皆さんがもっと上の立場になったらどうでしょう。やはり厳しい言い方になりますか?
    司会
  • 一同
    なりません。。。努力しま~す(笑)。
  • ゆうと
    怒られた子をケアするという感じですかね。「先輩はあんな風に言っていたけど、こういう意図があるんだよ」って。
  • かずき
    立場がもっと上になっていけば、言わなければいけないときは出てくると思います。ただ、その言い方についてはね。。。
  • ゆうと
    ただただ強く当たるというような言い方にはならないように気をつけます!

QUESTION 07

人間的に成長できる環境

  • 皆さん、今日のように集まってお話をするのは初めてなんですか?
    司会
  • ゆうと
    初めてです。でも、考えていることは一緒でしたよね。皆、会うのは初対面か2回目ぐらいです。2人が硬式テニスやスノボをやっているというのも今日初めて知りました。
  • しょうへい
    それでも考えていることは同じような部分があるし、やっぱり社風ってあるんじゃないですかね。
  • ゆうと
    正直、この会社は技術的にめちゃくちゃレベルが高いと思います。上の人たちの技術は半端ないと思います。
  • かずき
    自分もまだまだ、ぜんぜんですね。成長という意味では終わりはないです。
  • ゆうと
    仕事が続く限り勉強が続きます。(俺、良い事いうな~)
  • しょうへい
    10年経ってやっと一人前というレベルですから。
  • かずき
    仕事の種類が多いし、新しい材料や施工方法も次々出てきたりします。
  • ゆうと
    だから、頭を柔軟にして自分で考えていくような人と一緒に仕事ができたらと思います。僕も、入社してからこんなに勉強して頭を使うようになるなんて思ってもいませんでした。ただ、そのぶん続けていれば人間としてもしっかりしてくるのかなという感覚があります。(俺、良い事いうな~)

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