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Interview 先輩インタビュー
INTERVIEW 05

成長と充実の毎日
人々の暮らしを守る
「誇りある仕事」を
極めたい

2018年度入社
櫛形営業所勤務
小沢 一将
おざわ・いっしょう

「怖い」を乗り越えて
仕事の楽しさに出会えた

Q:小沢さんは、今どんなお仕事をされているんですか?

「柱上作業員(ちゅうじょうさぎょういん)」と言って、電柱に直接昇って作業をしています。作業の内容は、高所作業車に乗った作業員のサポート。高所作業車というのは、作業員を乗せて高い位置までリフト式で伸びていく箱のような「作業床」を搭載した特殊な車です。僕は、高所作業車に乗った作業員の手が届かない部分に、体一つで昇って作業しています。

Q:常に危険と隣り合わせの仕事をされているんですね。

そうですね。4年目となった今も「怖い」という気持ちは無くならないですし、敢えて持ち続けるようにしています。新入社員の頃は、とにかく毎日怖かったですね。先輩から怒られるのが怖い、仕事の内容がわからないことが怖い、そして、いつも危険な状況で仕事をしていることが怖い。高いところで作業しているということはもちろん、電気は目に見えないものなので、扱いを間違えると自分が感電してしまう。とにかく気の緩みが許されない仕事です。だから、4年目の今も怖いことには変わりありませんし、仕事に慣れて気を抜かないように「怖い」という気持ちを持ち続けています。

Q:とても大変なお仕事だと思いますが、今仕事は楽しいですか?

楽しいですね。体を動かすことが好きなので、仕事の時間が過ぎるのが本当に速いですね。入社してから今まで本当にあっという間でした。あと、現場で覚えることがとても多いので、仕事を覚え始めてやっと仕事の内容も「楽しい」と思えるようになりました。

先輩の存在がすべての原動力に
人間関係に恵まれた職場環境

Q:毎日張り詰めた気持ちで仕事を続けて、心が折れそうになったことはありませんでしたか?

それはありませんね。仕事が危険なので現場にはいつも緊張感がありますが、現場を離れると、先輩も優しく、和気藹々としていて。とにかく職場の雰囲気がいいんです。「作業がしんどいからこそ、人間関係は良くしようよ」という気持ちを社員全員が持っているんだと思います。怖い思いをしたり、大変だと感じることもありましたが、先輩方に支えていただいたので、これまで続けられているんだと思います。

Q:先輩とはどんな関係なんですか?技術者の方々のお仕事は、なんとなく縦社会で先輩が怖い!というイメージがあるのですが…。

もちろん厳しく指導されたり、注意されることはあります。でもそれは、安全に作業するために言ってくれているんだと思います。仕事だけではなくて、プライベートでもとても仲良くしてくれる先輩にも出会いました。今年のゴールデンウィークもその先輩とバーベキューしたんですよ。 あと、その先輩に教えてもらって、レゲエという音楽を知って、一緒にイベントに行ったりもしました 。入社した時は、ここまで仲良くなれる先輩と出会えると思っていなかったので 、本当に嬉しいですね。

Q:親友のような先輩なんですね!でも苦手な先輩もきっといますよね…?笑

入社した頃、苦手だと感じる先輩はいました。その時は、その先輩に嫌なことを言われる度に「絶対この人を超えてやる」と思っていました。でも、自分も少しずつ仕事を覚えてきて、今は「すごい人だな」って尊敬しています。その先輩の仕事はとても勉強になるし、高い技術を持っているからこそ、この人に言われるなら仕方ないな、もっと頑張らなきゃ って今は思いますね。

「誇りある仕事」極めるため、
「考えること」をやめない

Q:今、お仕事をする上で大切にしていることを教えてください

常に考えることですね。今の僕の仕事は、高所作業車に乗って作業する先輩のサポートです。だから、次はどの道具が欲しいかな、この次に 自分がどう行動すれば作業が順調に進むかな、と常に先を読んで頭を働かせ続けています。今でも「違ったか…」ということもありますが、先輩から「お前わかってるな 」って言われた時は最高に気持ちいいですね。

Q:この仕事の魅力はどんなところですか?

すごい仕事をしているんだな、と感じる事がありました。先輩から2019年の千葉の台風での停電の復旧作業の話を聞いたんです。台風で電気が止まってしまって、街中真っ暗で。そんななか、夜通し復旧作業をして、電気が通るとバーっと街が明るくなって…。家から出てきた人たちが「ありがとう」「ありがとう」って言ってくれたそうです。この話を聞いた時、鳥肌がたちました。改めて、すごい仕事をしているんだと実感しました。

Q:ふじでんでの仕事に誇りを持っていらっしゃるんですね。小沢さんの今後の目標はなんですか?

高所作業車に乗ることですね。高所作業車の作業員は、その現場の仕事の流れを作る役割があると感じています。今はまだサポートする立場でしか現場を見られませんが、先輩たちのように高所作業車に乗って、現場を引っ張れるような仕事がしたいです。

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