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新人インタビュー
「正社員」として
一人前になり、
母に恩返しを
アルバイトで磨いた「根性」と
「コミュニケーション能力」
Q:入社前に打ち込んでいたことは何かありますか？
ふじでんに入社する前は、フリーターをしていたんです。高校を卒業してから2年程、アルバイトをしながら生活していました。高校時代も部活には入らずアルバイトをしていましたね。母親が一人で姉と僕を育ててくれていたので、金銭的に自立したいという思いがありました。だから、打ち込んでいたことは「アルバイト」ですかね。
Q:どんなアルバイトをしていたのですか？
高校に入学してすぐに始めたのは、ファミリーレストランでのアルバイトでした。その後、高校3年生から定時制に移ったので、日中「なんでも屋」で働くようになりました。清掃など体を動かす仕事が多く、休みも少なかったので大変でした。
Q:印象に残っている仕事はありますか？
工場の清掃の現場はキツかったです。2ヶ月間、休みなく働いたのですが、一番大変だったのは天井の清掃。6月から8月の暑い時期で、現場の気温は42℃くらいまで上がっていました。でも、この苦しい経験があったから、今参加している会社の研修ではまだ心に余裕があります！笑
Q:「自分の限界」が広がったんですね！アルバイトでの経験から学んだことは？
現場仕事では、とにかく先輩が厳しかったんです。だから、目上の方と話すときの言葉づかいや態度などは自然と身につきました。今後の仕事にも生かせると思います。
きっかけは、友人からの誘い
Q:ふじでんに入社したきっかけを教えてください。
自分より先にふじでんに入社していた友人から誘われたのがきっかけでした。清掃などの現場仕事をしている僕を見て「絶対に向いていると思うから」と声をかけてくれました。デスクワークや単調な作業より、体を使う仕事の方が好きなので興味を持ちました。
Q:誘われたとき、どう感じましたか？
正直、「フリーターのままでもいいかな」と思っていたんです。収入にも不満はありませんでした。でも、2年先に企業に就職して安定した生活を送っている友人を見て、自分も「正社員」になって仕事をしてみたいと思うようになりました。
ボーナスで母にプレゼントを買って、感謝を伝えたい
Q:「正社員」としての就職が決まって、お母様はとても喜んでいらっしゃったのではないですか？
喜んでいましたね。「やっと就職したか」とホッとした様子でした。
Q:これから先、「こんな自分になりたい」という目標はありますか？
これまで育ててくれた母にしっかり感謝を伝えていきたいですね。今までは、稼いだお金は自分のためだけに使っていました。でもこれからは、年に何度かは母にプレゼントをして、感謝の気持ちをしっかり伝えたいです。今年、初めて母の日にプレゼントをしたんです。母は普段から物欲のない人なので、何を選んだらいいのか迷いましたが、ドライフラワーにしました。あとから姉に聞いたのですが、母は泣いて喜んでくれたみたいです。それを聞いて僕も泣きそうになりました。正社員として一人前になった姿を母に見てもらいたいです。
Q:お母様との時間も楽しみですね。最後に仕事への意気込みを教えてください。
研修期間を通して、会社の先輩方、そして同期に本当に恵まれているな、と感じています。これから仕事を続けていけば、きっと苦しいこともあると思います。でも、この会社に誘ってくれた友人のためにも、今丁寧に仕事を教えてくださっている先輩のためにも、そして就職を喜んでくれた母のためにも、できるだけ長い間、ふじでんで働いていければと思っています。
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